可愛い子には何とか

 出張という名の「旅」の話です。
 技術者教育、社員教育というものを大成するためには、ちょっとした親心みたいなものをもってたりします。「早く独り立ちできたらいいな」みたいな思いとかですね。
 教育をしていると当然ながら千差万別なタイプの方を見かける訳ですが、この方にあとどんな要素をフォローしたら化けるだろうか?といった、体系的な教育から外れることを日々考えていたりします。
 そこで今日登場するのが「旅」の話ですが、義務教育の過程の中で、このことわざ(可愛い子には旅をさせよ)にあたるような「旅」を経験する機会って中々なかったりしますよね。つまり人によっては社会人になるまでそうした「旅」を一度も経験せずに社会に出るみたいなこともある訳です。この差ってどこまで出るものなのでしょうかね?これまで教育した方々を見てきた経験則ではありますが、やっぱりこうした経験を多くしてきた方とそうでない方って、醸し出す雰囲気とかにも出てたりするなって思っています。どちらが良い悪いと決めたい訳ではありませんが、やっぱり「旅」の経験が多い方の方があらゆるメリットを享受しやすい気質になっているなとは思いますね。逆に経験の少ない方に関しては、それを言ってしまうと生き辛くなるよ?といった発言・思考が多々あったりして、ストレス閾値や社会性レベルが低い傾向にあると思っています。
 という訳で、社会人になるまでそうした「旅」をなかなか経験できなかった方なんかは、勧んで出張なんかに行ってみたら、ちょっと視点が変わってみたりするかも知れませんね。という話でした。

 この話とは関係ないのですが、ウチの社員が出張に行ってお土産を買ってきてくれたのでアップしておきます。「うわっ、社員にこんなに買わせて」って思われても構いませんが、一応日頃から社員たちには「そんな気を遣わなくて良いから写真だけ送って」とか言ってたりします。双方明確な感謝とわかるお土産とかは勿論素直に嬉しいのですが、社長に媚を売るような人になってほしくありませんからね。なので、お土産を頑なに断り続けていたらいよいよ社員から「無しは無しで」という荒業を繰り出されてしまったので、そこまで言うならと沢山オーダーしてみた回な訳です。どれも関西のお土産で、私も7年くらい前は関西にもよく出張に行っていたので、関西のお土産を渡すという行為に懐かしんでいたりします。

それでは

ー現代教育の再考と実践経営ー

K. Yokoyama

Author: K. Yokoyama

とあるIT企業を経営していたり、コンサルしていたり、技術者教育していたり、つまるところ、縛られたくないということなのかと。